意見の客観性

岩田宗之氏のWeb「iwatamの個人サーバ」では、
議論の仕方、意見の述べ方について詳しく解説しています。

これから大学でレポートを書いたり、討論、議論をするわけですから
ぜひ、いちど「議論の仕方」のページにある「議論の精神」を読んで下さい。


以下、議論の精神から「意見の客観性」の抜粋です。
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議論でのすべての意見は人に理解してもらうために出すものです。それには自分の意見を筋道だてて論理的に話を進めていく必要があります。結論を出すだけではなく、なぜその結論に至ったかを説明しなくてはなりません。これが意見の客観性です。
 

客観性に乏しい意見は人に理解してもらえません。「あなたがそういう主張をしているということはわかった。しかしそれ以上のことはわからない」という状態にしかなりません。「あなたはなぜそういう主張をするのですか?」という質問がされた時、それに答えられないようではいけません。


・・・・・・・・・・・・・・・(以上、抜粋おわり)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

上にあるように、あなたがレポートに書く何らかの意見、主張には

根拠を示す必要があります。しかも、その根拠は読み手が納得できる形で説得的な態度を取りつつ書く必要があります。
意見が正しくても、そこにたどり着くための道筋や出発点がまちがっていると、信用してもらえません。岩田氏は、そのような例も示してくれています。


(以下、抜粋)
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人類はただちに争いをやめて協力して核兵器を廃絶しなくてはなりません。なぜなら、銀河系統一総指令部のレジオ・ハッカ司令官が、エリダヌス座イプシロン星から視察にやってくるからです。側近のコッツ参謀からのテレパシー連絡がありましたから間違いありません。もし視察団が核ミサイルの存在を発見したら、我々は銀河帝国に敵対する凶悪な原始人とみなされます。そうすれば人類抹殺プログラムが始動してしまうでしょう。人類滅亡の危機なのです。


・・・・・・・・・・・・・・(抜粋おわり)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


論理として筋道は通っており、結論の「核兵器を廃絶せよ」というメッセージも妥当。しかし、私たちは「銀河系統一司令部のレジオ・ハッカ司令官」の存在を確認できませんし、情報の出所は<テレパシー連絡??>ですから、正しいとも間違っているとも言えません。

現代科学では、テレパシーを公理として認めておらず、上の意見の根拠の部分が信頼できませんね。したがって、レポートに上のような主張を書いても評価されないでしょう。ライトノベルや創作の文章なら別ですが。


このように、レポートや論文に書く文章では、意見の客観性というものが問われます。詳しくは、岩田氏のWebを見て下さい。

Web:iwatamの個人サーバ から、「議論の精神」より一部抜粋
 http://iwatam-server.sakura.ne.jp/software/giron/giron/ar01s03.html

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